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2014/12/28

gather pure daisies 10 あとがき

ホームページ開設10周年記念として始めた、
10日ごとに新曲を発表する音楽ブログ企画「gather pure daisies 10」

いろんなことがありましたが、
どうにか最後まで途切れることなく続けることが出来ました。


コラボさせていただいた
三島松蔵様、LEE土橋様、takai様、
ユリイカ百貨店 たみお様、
犬と猫 小夏様。

また、励ましの言葉やアドバイスを下さった皆様。

こんな個人的な企画にご協力下さり、
誠にありがとうございました。


そして何より、音楽をお聞き下さった皆様、
どうもありがとうございました!



せっかくですので、
4シーズンを簡単に振り返ってみましょう。


season 1: rare sounds



シーズン1では、
お蔵入りにしていた曲たちをリメイクしてアップしました。

発表する機会のなかった音楽には、
意外と面白いものが多かったりするのです。

ただ、若干作り込みが甘かったです。

1年の間に成長したというよりは、
一番準備期間が短かったためかと思います。
ラクノープリンセスの曲の仕上げに集中する時期でしたからね。


season 2: dairy princess



シーズン2は、
犬と猫の2014年作品「ラクノープリンセス」のサントラです。

久々に犬と猫作品を担当するということで、
気合がほとばしっています。

ラクノープリンセスの依頼を受けてからの2012年後半は、
カントリーを中心にこの作品のための音楽しか聴いていなかった気がします。

また、この作品でサントラ動画を作ったのも思い出深いです。


season 3: pickup arrangement



シーズン3は、
未完成RPG「のののくに」のサントラのアレンジアルバムでした。

ずっと温めてきた未完成RPGのBGMが、
とうとう音楽コンテストで入賞したのが感慨深かったです。

10周年にして初心に触れられたことも収穫でした。


season 4: brand new sounds



シーズン4は、
新しいアプローチで作成した最新Gapudaサウンドでした。

ゲームBGMの枠を取り払って、純粋にDTMの可能性を追求した他、
コラボが多かったのも特徴でした。

「水色ウォリアー!」ではtakaiさん+小夏さん、
「jewels in the box」「childhood」では劇団ユリイカ百貨店、
「orion」ではNASAの宇宙船Orion(含めて良いのか)

本当に視野を広げる良い経験になりました。



こう並べてみると分かりやすいですが、
再生回数はシーズン4は激減しています。

最後まで続けることが第1目標だったので
深く追求することはなかったのですが、
回数を伸ばすには地道なプロモーションが必要だったと痛感しています。

この反省は別の機会に活かしたいと思います。



最後になりましたが、
1年の作曲修行を経た私がいま全力で挑んでいる
犬と猫の次回作「ダンジョン少女」は
さらにパワフルに仕上がる見込みです。

また、「犬と猫 サントラ動画プロジェクト」は
ほかの担当作品の動画も作る予定があります。
当ブログ企画はこれで終了ですが、何らかの形でお届けしますね。

どうぞご期待下さい。



10年間、どうもありがとうございました。
そして、11年目からのGapudaもよろしくお願いいたします!

2014/12/25

gather pure daisies 10 final

gather pure daisies 10

4シーズン合計32曲を経て、ついに最終回です。


ブログを始めた時点で、
どんな曲をどんな順番でリリースしていくかは
大方決まっていました。

しかし、最終回の内容だけは最後まで悩みました。


シーズン1の8曲に入れなかった、超レアサウンドとか、
シーズン2のラクノープリンセスサントラのボツテイクとか、
シーズン3の他の曲と毛色が違う、取って置きのアレンジ曲とか、
あるいは、シーズン4をもう一回続けるとか。。


しかしそのいずれでもなく、
いま私が一番心血注いでいるプロジェクトの音楽を
この場を借りてプレビュー公開することにしました。


そのプロジェクトとは、

犬と猫の次回作「ダンジョン少女」!!



ラクノープリンセスのダイジェスト版は
本編リリースのひと月前に公開したのに対して、
こちらは数ヵ月早いのですが、
ブログ最終回かつクリスマスの特別企画ということで
小夏さんに快く承諾していただけました。



前置きはこのくらいにして、
それではどうぞお聞き下さい。



(※開発中につき、内容は変更になることがあります)


「ダンジョン少女」は2015年春にリリース予定です。

その日まで、
この曲で想像を膨らませながら過ごしていただけたら幸いです。




さて、今回で
約一年間にわたる音楽ブログ企画は終了です。

その中で、思うところがいろいろありましたので
総まとめとして、12/28の夜に
あとがき記事を投稿して締める予定です。

新曲発表はありませんが、
もしご興味がありましたらご覧下さい。

2014/12/15

gather pure daisies 10 s4 #8

gather pure daisies 10 s4「brand new sounds」

シーズン最終回にして組曲「宇宙」最後の曲は、
ヒロイックフュージョン「無限少女」です。



オーロラ」「オリオン座」に続く、今回のテーマは「彗星」

正確には、彗星のごとく現れ宇宙を勇気づける
愛と正義のスーパーヒロインです。


制作のきっかけになったのは、
未完成RPG「のののくに」のヒロインでした。

彼女は作品終盤にあることをすると最強状態になるのですが、
作中ではそれを「無限少女」と表現していました。

その言葉からインスパイアされた二次創作曲で、
10年ほど前に作りかけたまま保留していたものでした。


今回の企画を始める頃に不意にそれに再会したのですが、
混沌としていたものの底知れぬエネルギーを秘めており、
不思議な魅力にとりつかれてしまいました。

10年前の自分にはまとめきれないものでしたが、
今ならこのじゃじゃ馬をてなづけることができる、と信じて(熱)
勝負に出ることにしたのでした。

至らない点は多いですが、
当時の狙いは形にできたのではないでしょうか。


今はできないことも、
諦めなければいつか実現するでしょう。
可能性は無限です。

そんな勇気を感じさせてくれる、
憧れのヒーローのような曲に仕上げました。



さて、シーズン4が終了し、
これでこの10周年企画ともお別れかと思いきや、
実はもう一回だけ続きます。

年の瀬のお忙しい中恐縮ですが、
もう少しお付き合いください。


それでは、また10日後にお会いしましょう。

2014/12/05

gather pure daisies 10 s4 #7

gather pure daisies 10 s4「brand new sounds」

かつてないスケール感でお送りする、組曲「宇宙」

2曲目の今回は、コズミックIDM「orion」です。




今年の初夏、
「#深夜の真剣DTM60分一本勝負」という
毎晩60分で一曲仕上げて発表するTwitter企画に
しばらく参加していました。

初参加の日、お題は「三拍子」でした。
インテリジェントな音楽に興味があった私は、
アルゴリズミカルで浮遊感のあるピアノ曲を作ろうと思いました。
その60分後、出来損ないが出来上がりました。

それがもう本当に悔しくて、
いつかきっと完成させてやるーっと心に誓いました。

で、今回はそのリベンジです。


テーマは当初の思惑通り
インテリで学術的なものにしようと思い、
初めは、三平方の定理や三角関数など、
3にまつわる数学用語のタイトルを検討しましたが、
ピンと来ませんでした。

範囲を物理に広げ、
そこで出会ったのが宇宙、そしてオリオン座の三ツ星でした。


創作はちょっとしたことで
不意にドラマティックに化けることがありますが、
この曲ではこのタイトルに出会えたことが大きな衝撃でした。
引力や神話などの周辺知識を引き連れて、
ぐっと深みが増したように思えたのです。
このテンションは少なからず曲作りに影響を及ぼしました。


そして、もうひとつ、意識を高めた存在がありました。
NASAで開発中の宇宙船「Orion」です。

今回の公開時刻はちょうど
Orionの飛行試験の真っ最中というではありませんか。

無意識に名付けた曲と同じ名を持つ宇宙船が
同じ時間に晴れ舞台にたつ、なんて
妙なライバル心を持ってしまいますよね。

と同時に、NASA関係者に聞かせても恥ずかしくないクオリティーにしないと、
という使命感が生まれたのでした。


結局いろんな事情で同じ時間にOrionが飛ばなかったのは残念でした。。

この曲で、宇宙船Orionと
宇宙開発に携わる全ての人々を応援したいと思います。



最後に次回予告です。
いよいよ組曲「宇宙」の完結編にしてシーズン4の最終回です。



また10日後にお会いしましょう。

2014/11/25

gather pure daisies 10 s4 #6

gather pure daisies 10 s4「brand new sounds」

残り3回はシリーズにしました。

題して、組曲「宇宙」!!

1曲目は、アンビエントポップ「night rainbow」です。



ジャケットは山の写真を使って作りました。
CG感むき出しで不自然ですが、オーロラをイメージしています。


この曲は、数年前にしばらく利用していた某SNSで
気まぐれにアップしていたものでした。
そのバージョンから多少手直しをしています。

当時は自宅用SONARを入手したばかりの頃で、
練習がてら、会社での作曲と近いアプローチで作りました。
ビジュアル先行で音楽を作るというものです。

で、この曲は夜空をイメージして作ったのでした。


それでは、次回予告です。



また10日後にお会いしましょう。

2014/11/15

gather pure daisies 10 s4 #5

gather pure daisies 10 s4「brand new sounds」

5曲目の今回は、
ファンタジーオーケストラ「コスモスふわり」です。



ジャケットは、先日大阪万博公園で撮影しました。


劇団「ユリイカ百貨店」とのコラボにより、
私の中に新たな目標が生まれました。
演劇+音楽といえば、「ミュージカル」であります。


加えて、今年はディズニー映画「アナと雪の女王」と
そのミュージカルシーンの歌の流行により、
一般人とミュージカルの距離もぐっと縮まりました。


この内外双方からのムーブメントを拾い上げない手はないと思い立ち、
この機会にミュージカル魂を解放することにしたのでした。
と言っても、歌は入っていないので、
ただのオーケストラですが。。


曲の内容につきましては、
コスモスの花びらと共に秋風に乗って
天高く舞い上がる花の精をイメージしています。

たまに嵐が吹き荒れたりもしますが、
それをしなやかにやり過ごすと
花はますます生命の輝きを増すのです。


それでは、次回予告です。



また10日後にお会いしましょう。

2014/11/05

gather pure daisies 10 s4 #4

gather pure daisies 10 s4「brand new sounds」

4曲目の今回は、
ピアノエチュード「childhood」です。



(11/25追記)

「ユリイカ百貨店」の代表たみおさんから
ジャケットイラストをご提供いただきました。

どうでしょう、このお洒落カフェ感…!
ありがとうございました!!

(追記以上)


京都でご活躍中の
劇団「ユリイカ百貨店」に提供した楽曲(その2)です。
http://www.yuriikahyakkaten.com/


劇団ホームページのBGM、
および、今年の夏に初演された朗読劇「はるこ」の劇中曲
として使っていただきました。


もともとホームページ用BGMをオーダーされて作った曲でした。
依頼の際、参考曲として提示されたのは
「美しい思い出」をテーマにしたピアノソロでした。

それに対して素直に応えたのが
前々回の「jewels in the box」です。


一方、サウンドデザインをする際は
いろいろリサーチしてイメージを固めていくのですが、
劇団の活動内容を見ている中で
ひとつのキーワードが浮かびました。

「子供心」です。

自由で粗削りな雰囲気と優しくフレンドリーなユーモア。
代表のたみおさん自身、幼い子を持つ母親であり、
親子が一緒に楽しく過ごす方法を
上から押し付けるのではなく
当事者として提案しています。

そんな印象が
私の中のコンプレックスとも言える子供心と大きく共振し、
自然にこの曲が出来上がりました。


さらにこの振動は、たみおさんにも伝わり、
ホームページ用BGMに留まらず、
当時制作中だった朗読劇「はるこ」に使っていただくという
びっくりするようなイノベーションにまで繋がったのでした。

貴重な体験を、どうもありがとうございました。


それでは、次回予告です。



また10日後にお会いしましょう。

2014/10/25

gather pure daisies 10 s4 #3

gather pure daisies 10 s4「brand new sounds」

3曲目の今回は、
インダストリアルミュージック「tools in the box」です。



インダストリアルというのが正しい表現なのか自信がありませんが、
要するに、工業用具のノイズを楽器として使った音楽です。

道具のノイズを使った音楽というと
シーズン2の「レットミーミルクユー」でも少し試しておりましたが、
今回の曲は、
後半に加わるピアノのブレイクビーツ以外は
楽音要素一切無し、というガチな道具音楽です。


昔から道具音楽は大好きなのです。

 耳を澄ませてごらん 世界は音楽で満ち溢れているから。
 森も川も虫たちも みんな合奏しているのさー ララララー♪

という、とってもメルヘンな世界観を
体現しているように感じるんですよね。

WAV素材をサンプルとして扱えるDAW環境を会社で手に入れて
練習を兼ねて作った数曲の中にも、
やはり道具音楽がありました。
(あの時はカメラのシャッター音をテーマにして作っていました)

おそらくこの先も、
道具音楽への憧れは消えることはないでしょう。


ちなみに、タイトルを見てお気づきになったかもしれませんが、
この曲は「jewels in the box」の姉妹曲というイメージです。

雰囲気は全く異なりますが、
続けて聞くと、ピアノのオクターブ往復の繰り返しと
最初から繰り返し鳴らしている金属音のキンコンという音が
呼応している、ような気がしないでもない(何)



それでは次回予告です。



また10日後にお会いしましょう。

2014/10/15

gather pure daisies 10 s4 #2

gather pure daisies 10 s4「brand new sounds」

2曲目の今回は、
ドリーミーニューエイジ「jewels in the box」です。




我が心のふるさと京都でご活躍中の
劇団「ユリイカ百貨店」に提供した楽曲です。
http://www.yuriikahyakkaten.com/

半年ほど前、ある友人の繋がりで
劇団ホームページ用のBGMの依頼をいただきまして、
2曲提供いたしました。

BGMにはもう一曲が使われることになったため
この曲は今のところ未使用ですが、
機会があったらどこかでお目にかかることもあるかも??


曲の内容について簡単に説明しますと、
様々な演技を繰り出し
見る人にキラキラとした夢を届ける舞台を
色とりどりの宝石が詰まった宝石箱に見立て、
その雰囲気をキラキラした音で幻想的に表現しました。


劇団ホームページを見ていただくと分かりますが、
かなりお洒落な劇団ですので、
そのイメージを極力損なわないように
いつもより慎ましく一歩後ろに下がったようなスタンスで作曲しました。


では最後に次回予告です。



また10日後にお会いしましょう。

2014/10/05

gather pure daisies 10 s4 #1

ホームページ10周年企画として始めた当ブログの
ファイナルシーズンとなるシーズン4が始まりました。

シーズン4は「brand new sounds」と題しまして、
これまでとは異なるアプローチで作成した
Gapudaの最新サウンドをお届けします。


新シーズンの1曲目は、
ジャズポップ「水色ウォリアー! (feat. takai)」です。

ジャケットイラストは犬と猫の小夏さん提供です。



コラボ曲第3弾です。(→第1弾 / 第2弾

takaiさんと言えば、10年前の「音楽の泉」投稿時代に
作風にシンパシーを感じて仲良くなり、
犬と猫のサウンドを共同で担当している音楽仲間です。


数年前のことですが、
犬と猫のミニゲーム企画のために
2曲ほど音楽を依頼されました。

そのゲーム企画自体は白紙になりましたが、
そのうちの1曲は「塔ガール」という名前で
後のリリース作品やオーディオドラマで
使っていただいていました。



もう1曲は私の希望により、takaiさんと共作する
という新たな試みで作られることになりました。

「塔ガール」を基に交互にアレンジを進めていく、
という段取りで作っていったのですが、
他人の作曲プロセスを垣間見るのは
学ぶところが多く、大変興味深かったです。

しかしながら、
製作途中でゲーム企画がなくなってしまったため、
曲も未完成のまま封印。

そのまま数年を経て、今回のブログ企画で
ついにお披露目する機会が巡ってきたのでした。


小夏さんにも賛同していただき、
ジャケットイラストの提供を快く引き受けて下さりました。

お二人とも、どうもありがとうございました。



それでは次回予告です。



また10日後にお会いしましょう。

2014/10/04

gather pure daisies 10 s3 cf ver. (reprise)

先日参加した
音楽投稿コミュニティCreoFUGA
「ゲームミュージックコンテスト2014」

審査結果が発表されました。
http://creofuga.net/sp/gmc2014/result


なんと、、「人、花の如し」が、佳作を受賞しました!!



おそらく、この曲1曲だけでは
短く地味で説得力に欠けていたと思いますので、
3曲セットだったからこそ受賞できたのではないかと信じています。


また、総評の
「新たなアプローチを創造しようという意気込み」
「斬新なものに挑戦する姿勢」がオリジナリティを生み出し、
「○○っぽい」を抜け出せていないものは惜しい
という言葉には、いろいろ感じるところがありました。

私の作曲プロセスは参考曲選びから始まります。
そのエッセンスを自分というフィルターを通して
どう再現しようかと模索していくわけですが、
気を引き締めてかからないと
「○○っぽい」作品ばかりになってしまうことでしょう。

ゼロから創造力が湧き上がらない他力本願な実力に
不甲斐なさを感じることも度々ありますが、
それでもこうして価値を認めて下さる方がいることには
非常に勇気付けられました。


応援して下さった皆様、
そして良質な音楽を届けて下さる皆様、
どうもありがとうございました!

2014/09/25

gather pure daisies 10 s3 #8

gather pure daisies 10 s3「pickup arrangement」

シーズン3最後の曲は、
私の中でアコースティックポップ路線の基礎となっている
「山奥の天使」です。




やはり今回も未完成RPG「のののくに」からの一曲です。


物語の始まる少し前、とある町外れの山奥に、
手先は器用だけど不器用な理系少女と
膨大な知識を持つものの歯と常識のないおじいさんが
ひっそりと暮らしていました。

世界の異変にいち早く気づいたおじいさんは、
少女に衝撃の真実を告げ、旅立たせました。

おじいさんの知識と科学技術と
少女の優れた理解力により、
主人公たちは様々な力を身に付け
その力で世界の危機を救っていくことになります。

この曲は、そんな山奥の隠れ家で流れます。


ヒロイン(理系少女)のテーマという位置付けですが、
実質的におじいさんのテーマでもあり、
彼の勤務していた研究所のBGM「瓦礫と化しても…」は
そのためこの曲のフレーズが使われているのです。


少女とおじいさんの悲しい因果と、
二人の微妙に噛み合わない呼吸、
そして山奥の穏やかな空気を
切なくも優しい音楽に込めました。



さて、
シーズン3「pickup arrangement」に最後までお付き合いいただき、
まことにありがとうございました。

過去の曲を掘り返すという趣旨ではありましたが、
昔の自分の素直な曲作りを追体験したり、
作曲コンテストへの参加など新たな試みも出来たりと、
意外と収穫のあるシーズンとなりました。


最後に次回予告です。
次回からはシーズン4「brand new sounds」です。



それでは、また10日後にお会いしましょう。

2014/09/15

gather pure daisies 10 s3 #7

gather pure daisies 10 s3「pickup arrangement」

7曲目の今回は、
シリアスバラード「インナーライト」です。



未完成RPG「のののくに」からの一曲です。
物語の終盤、
主人公の小さな優しさにより
ヒロインが大きな悟りを開くイベントで流れます。

ヒロインのずっと重苦しく漂っていたネガティブな思いがついに晴れ、
まっすぐに世界と向き合うことができるようになった、
そんな心境の変化を描くため、
ピュアでハートフルな雰囲気を目指しました。

やはり重要なイベントなので、「ヒロインのテーマ」「メインテーマ」を
しっかりフィーチャーしています。


三拍子の曲、今シーズン3曲目なのですが、
「のののくに」はわりと三拍子が多い気がします。
シーズン3の3曲のほか、

・メインテーマ「君ぞ悲しき」
・魔女のテーマ「届かぬ声」
・ラストダンジョンBGM「パンドラの箱」
・回想シーンBGM「古傷」(未発表)

という重要曲たちが三拍子です。

おそらく共同制作者の友人の影響でしょう。
彼の好物は三拍子と笛とハンドクラップなのです。



それでは次回予告です。シーズン3の最終回です。



また10日後にお会いしましょう。

2014/09/06

gather pure daisies 10 s3 cf ver.

音楽投稿コミュニティCreoFUGAが開催している
「ゲームミュージックコンテスト2014」

こちらに私も参加しました。


既存の3曲をリアレンジして
ミニアルバムとして投稿しました。

題して「のののくに OST (Compact Focus ver.)」

Compact Focus略してCFは
もちろん「CreoFUGA」に掛けています(難)


1. 人、花の如し (物語の始まり)
http://creofuga.net/songs/44339

2. 君ぞ悲しき (メインテーマ)

3. 愛歌慷慨 (大ボスバトル)


ジャケットもデザインしました。


当ブログで既に取り扱い済みの楽曲ですが、
そこからさらに手を加えています。

一方、「君ぞ悲しき」は
パワーアップしたものとしては初披露曲です。

曲の詳細は上記のCreoFUGAサイトで説明していますので、
そちらへどうぞ。


今回の選曲について説明しますと、
当ブログ発表曲ではわりと好評の
この星が好きだから」や「イカサマ道化」を投稿する
という選択肢もありましたが、
どうしてもこの3曲を投稿したかったのです。

というのも、
私の思うRPG音楽の重要な要素の一つに、
「ライトモチーフ」(同じフレーズ等が複数のシーンで表れること)
があったんですよね。

この手法があるおかげで、
音楽が物語を多角的に語ることができるのです。

なので、やや地味な印象になるのも承知の上で、
「メインテーマ」関係の曲だけでまとめたというわけです。


もし気に入っていただけたら、
いいねやコメントをしていただけたら幸いです。



さて話は変わりますが、
音楽のコンテストに参加するなど、
覚えている限り初めての事です。

コンテストという形である以上、
審査員の方々には確実にしっかり聴いていただけるという前提があるので
モチベーションが違いました。
(それは楽曲の完成度にも表れているかもしれません)

普段のアップでは、聴いてもらえるかどうかは
どうしても風任せですからね。

そしてこういう緊張感も
ずっと続くことになると辛いでしょうが
たまにはいい刺激になりますね。

今後も機会があったら参加していこうと思いました。
別のコンテストで見かけた時は、
どうぞ応援をよろしくお願いします。

2014/09/05

gather pure daisies 10 s3 #6

gather pure daisies 10 s3「pickup arrangement」

6曲目の今回は、
アコギロック「愛歌慷慨」です。



バトル曲好きな皆様、大変長らくお待たせしました。

未完成RPG「のののくに」の大ボスバトル曲です。

あまりに重要なバトルなので、
「メインテーマ」がしっかりフィーチャーされています。
「魔女のモチーフ」(隣り合った2音の繰り返し)も
やや強引ながら登場します。


「愛歌慷慨」は
「悲歌慷慨(悲しい歌を歌い、憤りなげくこと)」
という四字熟語から作った造語です。

ちなみに、シーズン1の前半に紹介した幻のRPG企画には
「悲歌慷慨」という、やはり大ボスバトル曲がありました。

曲自体はお蔵入りにしましたが、
タイトルのみこういう形で復活を遂げたのでした。


音楽を愛してやまない私ですが、
酷いスランプに陥って一時期離れていました。

愛が深くなるほど、
失ったり裏切られたりすることへの恐怖は増大し、
それは時に愛を邪魔するものへの敵意に転じます。
やがてその思いに心が囚われ、
愛したはずのものまで憎悪するようになってしまうのです。

その激しい悲しみを、いつになくアグレッシブなドラムに、
どうしようもなく人間らしい感情を、アコースティック楽器に込めました。



それでは、次回予告です。



また10日後にお会いしましょう。

2014/08/25

gather pure daisies 10 s3 #5

gather pure daisies 10 s3「pickup arrangement」

5曲目の今回は、
フォークワルツ「そんな彼等の安息日」です。



未完成RPG「のののくに」の後半に登場する
偏狭の村で流れるBGMです。


この作品の世界には別次元に棲息する幻獣と、
それらとコンタクトをとることのできる種族が存在します。

その種族に百年に一人の逸材と謳われる
強大な魔力の女性(魔女)がいました。

彼女が招いた世界の危機を解決することがこの物語の主軸であり、
この村では種族と幻獣に関する重要イベントが多数発生します。


そんなわけで、
この曲は「魔女のモチーフ」(隣り合った2音の繰り返し)を中心に、
じわじわと盛り上がりながらシリアスに展開していきます。

また、左右で交互に演奏するパンフルートにより
種族と幻獣が呼応する様子を表現しています。


ちなみに、
ラクノープリンセスの秋のテーマ「サンクスギビング」は
この曲から大きく影響を受けています。
姉妹曲、あるいはアンサーソングのような関係といって良いでしょう。
深い事情は特にありませんが(何)


それでは次回予告です。



また10日後にお会いしましょう。

2014/08/17

gather pure daisies 10 s4 #0

不定期更新といえば定番の(?)新シーズンの予告です。

当ブログのファイナルシーズンとなるシーズン4についてです。


これまで
レアサウンド、ラクノープリンセス、アレンジベスト、と
3シーズンにわたり、
ゲーム音楽を主軸としたGapudaサウンドをお届けしてきました。


シーズン4は「brand new sounds」と題しまして、
これまでとは異なるアプローチで作成した
最新サウンドをお届けします。

ゲームBGMの枠をも取り払って、
純粋にDTMの可能性を追求してまいります。



どんなサウンドになっているのか気になって仕方がない
というコアでニッチでプレシャスでブリリアントなファンのために、
本日はそのダイジェスト版を先行配信いたします。



シーズン4は、10/5にスタートする予定です。
それまでは引き続きシーズン3をお楽しみください。

2014/08/15

gather pure daisies 10 s3 #4

gather pure daisies 10 s3「pickup arrangement」

4曲目の今回は、
オーガニックテクノ「瓦礫(がれき)と化しても…」です。



未完成RPG「のののくに」の中盤に登場する
基礎技術研究所跡で流れるBGMです。
魔獣図鑑とかロボットとかが登場します。

ヒロインに縁のある人物に縁のある施設だったため(ややこしい)
ヒロインのテーマのアレンジになっています。


さてここでサウンドデザインの話をしますと、
昔の最先端テクノロジーということで
シーズン1の「“神”技術」と類似したテーマですが、
あちらは時代的に現実離れした存在だったため
超古代技術感(≒未来感)を表現するためガチなEDMを作っていました。

一方こちらの研究所で扱ったのは想定内の新技術でしたので、
エレクトロミュージックにアコースティック楽器を織り交ぜることで、
未来感を抑えつつテクノロジー感を表現していたのでした。



ここで次回予告に進む前に告知です。

通常更新日ではありませんが、
夏休みウィーク最終日の8/17(日)の夜に
重大発表をします。

ええっ、まさかの引退宣言?!(既視感)



それでは、次回予告です。



また10日後にお会いしましょう。

2014/08/05

gather pure daisies 10 s3 #3

gather pure daisies 10 s3「pickup arrangement」

3曲目の今回は、
クリアニューエイジ「儚き園(その)」です。



この曲は
未完成RPG「のののくに」の後半に登場する
最深部に聖なる泉を持つ神秘的な洞窟のBGMです。

「のののくに」は時間の流れが特殊で、
ある条件をクリアすることでその流れが正常に戻ります。

そしてこの泉の洞窟は
時間が正常に流れ始めてから最初に入るダンジョンでした。

そういうわけで、
正常な時間の流れを規則正しいリズムで、
泉から流れ出る水の清らかさを透明感のある音で、
洞窟に棲息する魔物の気配を細かいパーカッションで、
それぞれ表現していたのでした。


ところで、「ニューエイジ」というジャンルについてですが、
本来はクラシックやポップス、ジャズなどミックスした音楽で
リラックスさせる美しいメロディが特徴だそうです。

そんなことを知らず、
この曲を作った際に参考にした曲がたまたま
ニューエイジという分類だったので、
それ以来私の中ではこの曲が基準になっています。

何となくアンビエントで透明感があって、
リズムトラックは控えめかつジャングルっぽく、
そして全体的に少し暗い。

というのが
Gapuda流ニューエイジなのです。


さて、次回予告です。



また10日後にお会いしましょう。

2014/08/02

犬と猫 サントラ動画プロジェクト #1

6/1に告知しました「犬と猫 サントラ動画プロジェクト」 第1弾!

ラクノープリンセスのサントラ動画が
満を持して(?)ついに公開!



YouTubeサイトでの説明文には
トラックリストと共に
「03:11」「04:25」などと各曲の開始時間が記述されています。

クリックしていただきますと、
その時間へダイレクトにジャンプする仕組みになっていますので、
お気に入りの箇所へご自由に飛び回って下さいね。


楽曲はSoundCloudでダウンロード配信中ですので合わせてどうぞ。
https://soundcloud.com/gapuda/sets/dairy-princess-ost


それでは次回をお楽しみに!

2014/07/25

gather pure daisies 10 s3 #2

gather pure daisies 10 s3「pickup arrangement」

2曲目の今回は、
ナチュラルオーケストラ「この星が好きだから」です。



このブログ記事を書くために
過去に書いたテキストを読み返していて驚いたのですが、
実はこの曲、
Gapudaゲーム音楽の記念すべき第1作目でした。

歌うような素直なメロディに滲み出る、若きエナジー。
一体どこへ行ってしまったのか(苦笑)


それはさておき、
この曲は元はシーズン1の前半に紹介した幻のRPG企画の
いわゆる“フィールド”で流れるBGMでした。

企画自体はなくなりましたが、
この曲を非常に気に入っていたので、
その後、アコースティックな要素を加え
「のののくに」のフィールドBGMとして復活させたのでした。


ちなみに、
幻の企画の方にはこの曲のアレンジバージョンも存在していました。
南米フレーバーのあるポップなアレンジでした。
いつか公開するかもしれません。需要があれば(チラッ)


さて、次回予告です。



また10日後にお会いしましょう。

2014/07/15

gather pure daisies 10 s3 #1

ホームページ10周年ということで、
シーズン3は「pickup arrangement」と題しまして、
ホームページでの活動を振り返る企画として
公開曲の中から選りすぐって
現在の実力で編曲し直してお届けしてまいります。

実質的に、例の未完成RPG「のののくに」のサントラの
アレンジアルバムという形になる予定です。


さて、新シーズンの1曲目は、
森林ワルツ「人、花の如し」です。



主人公の住む町には
いわく付きの重要な木がありまして(ざっくり)
この曲は、そのエリアに入ると流れるBGMです。

あまりに重要なので、
「メインテーマ」「ヒロインのテーマ」「魔女のテーマ」
という当ゲームの三大テーマ曲が
メロディやライトモチーフとして登場します。

具体的に説明しますと(蛇足)
「メインテーマ」は
 メロディ(バイオリン)
「ヒロインのテーマ」は
 「ミファド↑」という3音の連なり(チェレスタ)
「魔女のテーマ」は
 「ソ」「ラ」などの隣り合った2音の繰り返し(オーボエ)
という形でデザインしていました。

シーズン3の今後の曲にも、
これらは度々現れることになるかと思います。


では最後に次回予告です。



また10日後にお会いしましょう。

2014/07/05

gather pure daisies 10 s2 #8

gather pure daisies 10 s2「dairy princess」

シーズン2最後の曲は、エンディングテーマ。
カントリーバラード「ティアドロップ」です。



命と触れ合うと、
たくさんの喜びと悲しみに出会います。

過去作品のエンディングはハッピーな雰囲気で作ってきましたが、
今回はそんな悲しみにも着目して
ややシリアスに仕上げました。

私を生かしてくれてきた
すべての命に感謝と敬意を込めて。。


さて、
シーズン2「dairy princess」に最後までお付き合いいただき、
まことにありがとうございました。

これまでの作品では曲を作って納品しておしまい、
というライトなスタンスでやっていましたが、
今回のこの企画により
曲への思い入れなどを形に残したり
微力ながらサークルを応援したりすることで、
いつも以上に有意義に楽しめたのは大きな収穫でした。

ちなみに、シーズン2の定期更新は今回で終了ですが、
サントラムービー化企画が残っています。
リリース日が確定したらお知らせいたしますので、
どうぞお楽しみに。


それでは、最後に次回予告です。
次回からはシーズン3「pickup arrangement」です。



それでは、また10日後にお会いしましょう。

2014/06/25

gather pure daisies 10 s2 #7

gather pure daisies 10 s2「dairy princess」


7曲目の今回は、冬のテーマ。
まったりニューエイジ「アナタの体温」です。



以前にも書きましたが、
季節のテーマ曲は
長く聞いても飽きないものにするよう意識していました。

この曲は前半後半でがらっと曲調が切り替わります。

同様の手法により6分越えの大作を量産するJustin Timberlakeに因んで
私はこれを「ジャスティンメソッド」と呼んでいます。

それはさておき、曲の説明に戻りますと、
前半(2分10秒頃まで)は
穏やかながら少し緊張感のある雰囲気で展開していきますが、
後半、非常に柔らかく暖かく、そして気高い雰囲気に変わります。

冬の農作業で痛感する自然の厳しさ、
そして、牛さんの世話をしながら手の平から感じる
彼女たちの体温=生命の尊さを、
この二つの曲調により表現しました。


では、次回予告です。シーズン2の最終回です。



また10日後にお会いしましょう。

2014/06/15

gather pure daisies 10 s2 #6

gather pure daisies 10 s2「dairy princess」

6曲目の今回は、オープニングテーマ。
喜劇ポップ「ウシ愛づるプリンセス」です。



小夏さんからは特にオーダーされているわけではありませんが、
私は毎回主人公のテーマ曲を勝手に想定しています。

海猫亭では「夕日にお疲れ」


LLBでは「勇猛果敢」でした。


そしてラクノープリンセスでは
この曲をヒロインのテーマとして作っていました。


そんな今回の曲は
他の曲と違って、カントリー色を抑え、
ややお洒落な雰囲気に仕上げています。

オープニングイベントで流れる曲ということで
牧場経営で成長していく前の、
世間知らずの箱入り娘という側面を
ここで一番強く表現したかったためです。


では、最後に次回予告です。



また10日後にお会いしましょう。

2014/06/05

gather pure daisies 10 s2 #5

gather pure daisies 10 s2「dairy princess」

5曲目の今回は、秋のテーマ。
お祭りワルツ「サンクスギビング」です。



ジャケットの見応えが、半端ない(笑)


秋のテーマというと、
方向を決めるのに一番時間がかかった曲です。

最初は、夏の厳しい暑さを乗り越えて
気候的にも精神的にも余裕が出る秋なので、
仕事モードを落ち着けて(=カントリー調を少し抑えて)
上品な雰囲気にしようと考えていました。
しかし、あまりしっくりこなかったため却下。

次は、「秋は夕暮れ」(清少納言)ということで、
しんみりした夕暮れっぽい雰囲気を模索しました。
しかし、曲の裏で戦闘などが行われるというゲーム仕様なので、
もっと派手な曲が良いということに。

そして、
農業+秋というキーワードから他に何か連想されないかと試行錯誤して
行き着いたテーマは、「収穫祭」でした。
まさに腑に落ちた瞬間でした。


また、一般的な秋といえば
楽しい夏休みが過ぎ去って
少し寂しくなる季節でもあるということで、
後半にドラマティックな短調パートを挟んで引き締めました。

私はこういう起伏のある展開を、甘辛仕上げと呼んでいます(何)


それでは次回予告です。
(これまでの仮ジャケットも手放すのが惜しいので、予告編に残しておきます)



また10日後にお会いしましょう。

2014/06/01

gather pure daisies 10 s3 #0

サントラ動画プロジェクトに加えて、
本日はもうひとつ発表があります。

シーズン3の予告です。


10年(ほぼ最初の数年でしたが…)の間に
ホームページで公開したオリジナル曲は
全部で40曲。

シーズン3は「pickup arrangement」と題しまして、
公開曲の中から選りすぐって
現在の実力で編曲し直して再配信します。

要するに、ベストアルバム的な位置付けです。
ホームページの10年間を音楽で振り返りましょう。


どんなサウンドになっているのか気になって仕方がない
というコアでニッチでプレシャスなファンのために、
本日はそのダイジェスト版を先行配信いたします。



シーズン3は、7/15にスタートする予定です。

それまでは引き続きシーズン2をお楽しみください。

gather pure daisies 10 s2 the movie

本日6/1は
国連が制定した牛乳の日「World Milk Day」です。
http://www.nyukyou.jp/topics/worldmilkday.html


今回の発表(その1)は
「ラクノープリンセス」のBGM配信についてです。


当ブログではSoundCloudを利用していますが、
音楽ファン以外の知名度が低いことが課題でした。

ラクノープリンセスの音楽を
もっと多くの人に聞いてもらう方法を犬と猫の小夏さんと検討したところ、
メジャーな配信サービスを利用するべきではないかという話になりまして、、


なんと、
サントラ全曲を収録した1本動画として
YouTubeで配信することが決定しました!(大事なので太字)


さらに加えて、
せっかく動画配信するならということで、
過去作品のサントラ動画も順次配信することに!

さらにさらに、
シリーズごとに小夏さんの書き下ろしイラスト付き(予定)


今年の犬と猫は、一味違います!


サントラ動画プロジェクトは
7月下旬あたりに開始予定です。


それに先駆けまして、
小夏さん書下ろしの
SoundCloud用のジャケットイラストが完成しました!

次回6/5の配信から差し替えていきますが、
画像だけ一足先に初披露いたします。



どうぞお楽しみに。

2014/05/25

gather pure daisies 10 s2 #4

gather pure daisies 10 s2「dairy princess」

4曲目の今回は、イベント曲。
コミカルマーチ「ケンカするほど…! (feat. LEE土橋)」です。



コラボ曲 第2弾です。(ちなみに第1弾はこちら

LEE土橋さんというと、
犬と猫のフリーゲーム時代にサウンド担当をされていた方です。

→ 犬と猫 音楽館

土橋さんの楽曲はまるでスタンダードナンバー。
非常に素直でアレンジしやすい曲ばかりです。

土橋さんの曲のアレンジは今回で8回目(!)ですが、
どう味付けしようか、いつも楽しませていただいております。


さて、
この曲には少々変わった経緯がありまして、
もともとはオーディオドラマ「イシュワルドへの船出」の
ドタバタシーンに合うBGMを検討している時に、
小夏さんから土橋さんの「いたずらにゃんこの追いかけっこ」を提示され、
アレンジしたものでした。

その後、
ラクノープリンセスBGMのやり取りの中で紹介したところ、
使い道がありそうとのことで採用していただき、
ゲーム用に編曲し直したのでした。



ここで次回予告に進む前に告知です。

来週末6/1(日)に重大発表をします。

ええっ、まさかの活動休止?!(既視感)



それでは次回予告です。



また10日後にお会いしましょう。

2014/05/15

gather pure daisies 10 s2 #3

gather pure daisies 10 s2「dairy princess」

3曲目の今回は、夏のテーマ。
カントリーヒップホップ「レットミーミルクユー」です。



乳絞りの音、牧草を与える音、フン掃除をする音、
カウベルがカランコロン鳴る音、牛さんの鳴き声など
非常に賑やかで楽しい曲ですが、
実はこの曲、
効果音のライセンス関係で一度ボツになりかけました。

しかし、おそるおそる素材調達元のAdobeに確認したところ、
今回の使用に問題はないという回答が…!

Adobeはクリエイティブの味方でした。
おかげさまで心置きなく使わせていただくことができました。


さて、他の各イベント曲と比べて
季節のテーマ曲は長く耳にすることになるので、
飽きさせない工夫をするよう意識しました。

この曲ではサビのコード展開を工夫しています。
曲の前半では極めてシンプルな展開をしますが、
後半劇的に変化し、表情が豊かになります。

私はこの後半の展開を聞く度に、感情を大きく揺さぶられ、
不本意なお蔵入りの危機から無事脱したことまで思い出して
涙しそうになるのでした。

全然そんな曲じゃないんですけどね。



それでは次回予告です。



また10日後にお会いしましょう。

2014/05/05

gather pure daisies 10 s2 #2

gather pure daisies 10 s2「dairy princess」

2曲目の今回は、タイトル曲。
カントリーポップ「グッドモォ~ニング!」です。




酪農といえば牛さん、牛さんといえばカウガール、
カウガールといえばカントリーミュージック、ということで
今回のサントラは全体的にアメリカンカントリーフレイバーです。

カントリースタイルを身体に馴染ませるため、
去年の後半は
Taylor SwiftCarrie Underwood等のカントリーポップ作品や
Infamous StringdustersMumford & Sons等のブルーグラス作品を中心に
ギター系アコースティック曲をただひたすら聞き込みました。

その甲斐あって、
晴れ曇シリーズのBGMとしても私自身の作風を顧みても
なかなか個性的に仕上がったと思いますし、
新鮮に響くのではないでしょうか。


それでは次回予告です。



また10日後にお会いしましょう。

2014/04/25

犬と猫と僕

インディーゲームサークル「犬と猫」と私Gapudaの関係。


10年前の2004年、
フリーゲームの定番レミュ金こと「レミュオールの錬金術師」で
自作曲「清々しい朝日」を使わせてほしいという連絡を受けたことが
「犬と猫」とのファーストコンタクトでした。



その後数回メールをやり取りしている中、
ある時、「機会があれば、曲の制作もお手伝いします」的な
社交辞令で締めたのですが、
それをきっかけに、
2007年のシェアウェアデビュー作「海洋レストラン☆海猫亭
および2008年の「リミットレスビット」で
全面的にBGMを担当させていただくことに(ぉ

その当時ニートだった私にとって、これらの仕事は
唯一の生き甲斐になっていました。


その後、就職して仕事が忙しくなり、
BGMの仕事は辞退していたのですが、
2009年の「ハーヴェストグリーン」にも
効果音担当として参加していました。

他にも、
携帯移植、DS移植、スマートフォン移植等のお話があるたびに、
相変わらずアグレッシブだなぁ、と思いながら
可能な限り協力してまいりました。


会社の仕事にも慣れ、
少しずつ自分の時間を持てるようになってきたので、
2013年初頭には
知る人ぞ知る(?)オーディオドラマ「イシュワルドへの船出」を作成。

もともと「ハーヴェストグリーン」の制作の頃に、
時間がある時に、というテンションで依頼を受けたものでした。
さらにそれは、
そこから3年前に着手し挫折していたものとのこと。

つまり、最初の企画から実に7年越しの完成です。


そして、2014年。
レミュ金10周年というメモリアルイヤーに
本編「ラクノープリンセス」のサウンドを担当。


…いやー、長い。
細かく語り出したらキリがない。


間違いなく、
私の人生を語る上で重要なポジションになっていますよ。


これからも末永くお付き合い願いたいところです。

gather pure daisies 10 s2 #1

インディーゲームサークル犬と猫の
最新作「 ラクノープリンセス 」が4/19にリリースされました!

その連動企画として、
当ブログのシーズン2のテーマを「dairy princess」と題して、 
私が担当したBGMを1曲ずつ配信させていただくことになりました。

ゲーム本編を入手されている方はもちろん
まだ持っていないけど興味はあるという方も
どうぞ楽しんでいって下さい。


1曲目は、春のテーマ。
フィンガースタイルギター曲「牧場(まきば)のテンポ」です。



ここでひとつ重大なお知らせです。

今回のサントラ配信のために、犬と猫の代表の小夏さんが
ジャケット画像を作ってくれることになりました!!

超が付くほど忙しいはずなのに、
本当にありがたいことです。
出来上がり次第、差し替えていきますのでお楽しみに。

それまでの繋ぎとして、
ラクノープリンセスのロゴ画像をいただいたので、
しばらくこの画像を使っていきます。
牛さん……(何)

(6/5 ジャケット画像に差し替えました。)


「犬と猫」と私Gapudaの関係を語り出すと長くなるので、
読みたい方はこちらの記事をどうぞ。


さて、「ラクノープリンセス」のテーマはずばり「酪農」です。

ゲーム本編の最初に流れる春のテーマは、
スローフード・スローライフの精神を込めて、
ナチュラルなギターソロ曲にしました。

EDMのような都会的なスピード感はありませんが、
のんびりしているようで、実は演奏が物凄く大変だったりします。

そんな農業リスペクトを感じていただければ幸いです。

他にもいろいろ語りたいことがありますが、
長くなってしまうのでまた別の機会に。


それでは最後に次回予告です。



また10日後にお会いしましょう。

2014/04/16

gather pure daisies 10 s1 #8

gather pure daisies 10 s1 「rare sounds」
ついに最終回を迎えました。

シーズン1最後の曲は、
ラブバラード「ディアエンジェル」です。



未完成RPG「のののくに」からの1曲です。

「のののくに」のBGMのタイトルには
天使をモチーフにした言葉がいくつか出てきます。
ヒロインが天使の翼を象った装飾品を
身に着けていることに起因するものでした。

つまり、天使モチーフ=ヒロイン関連ということです。
(そうでないヒロイン関係の曲もありますが。。)


この曲は、もともとヒロインに縁のある重要人物との
対面イベントに使われる曲として作ったものでした。

当初のアレンジには冒頭のソロがなく、パンチに欠けたので、
一旦ボツにして、別の曲を用意することになりました。

そうして出来上がった曲が
ホームページで公開していた「インナーライト」です。



一方、ゲーム終盤の同じ関連のイベントに、
心に影が差したヒロインを主人公が優しく包み込むという
重要シーンがあり、
「傷だらけの翼」というBGMが当てられていました。



なかなか味のある曲でしたが、
メロドラマ風のメロディやコード進行が
最初は気に入っていたものの、
聞けば聞くほどに古臭く感じられ、
作り直したいと思うようになっていきました。

しかしながら、ゲーム制作が停滞したため、
そのまま保留したのでした。


―月日が流れ、
「のののくに」を共同制作していた友人が
結婚することになりました。

彼の職場での報告の席で
同僚からの「相手は人間か」などという無礼な質問を
「天使かもしれません」というノロケで切り替えした、
という武勇伝を聞きながら、
私からのお祝いには
「のののくに」のBGM集が一番だろう、と人知れず決意したのが
昨年の今頃でした。

他の誰よりもこのBGMを知っているリスナーに改めて渡すのだから、
ここ数年の音楽制作の仕事により多少は向上した技術で
しっかりアレンジし直したものが良いだろうと考えました。

とはいえ、数ヵ月後の結婚式までに全部を作り直すには
さすがに時間が足りないので、
彼が好みそうな曲を10曲ほどピックアップしました。

その際、
サプライズとして意外な曲を入れたいと思い選んだのが、
この曲でした。

ゲーム制作が再開したら
「傷だらけの翼」の代理として使えるようにという願いも込めて、
重要シーンに見合うように
冒頭にソロメロディを加えるなど手直しをして
しっとり仕上げたのでした。


というのが今回の曲にまつわるエピソードです(長過ぎ)



さて、最後に次回予告です。



シーズン1「rare sound」に最後までお付き合いいただき、
ありがとうございました。

次回からはシーズン2「dairy princess」です。

それでは、また10日後にお会いしましょう。

2014/04/05

gather pure daisies 10 s1 #7

gather pure daisies 10 s1 「rare sounds」

7曲目となる今回は、
ジャングルR&B「未知なる樹海へ」です。



いつになくユニークな一曲。
未完成RPG「のののくに」の森ダンジョンBGMです。

もともとは例の幻のゲーム企画で使う予定でしたが、
企画が頓挫したので、
そのまま「のののくに」に引き継がれるかと思いきや、
この曲の当初のアレンジに納得がいかず、
お蔵入りにして別の曲を作っていました。


そうして出来上がった曲が、
ホームページでも公開していた「毒蜘蛛ウェブ」です。
我ながらシンプルかつ完成度が非常に高い曲でした。



ところがその後この「毒蜘蛛ウェブ」は、何の因果か(?)
犬と猫の「DS版 レミュオールの錬金術師」のBGMとして採用される、
という大出世を果たしてしまったのです。

さすがにそんな曲を別のゲームに使うわけにはいかないので、
「未知なる樹海へ」の封印を解くことに…

という、無駄に長いエピソードのある曲なのでした。


ジャンル名は
ジャングル系パーカッションを使いつつ、
R&Bのリズムを刻んでいたので、
組み合わせて勝手に適当に付けてしまいました(中二っぽい)

この先もこういうノリで名付けていくと思います。
重複しないように半ば強引に作っていくつもりですので、
そちらもどうぞお楽しみに(?)


では、次回予告です。



次がシーズン1の最終回です。

また10日後にお会いしましょう。

2014/03/25

gather pure daisies 10 s1 #6

gather pure daisies 10 s1 「rare sounds」

6曲目となる今回は、
アフロブルース曲「ってやんでぇあたぼうよ」です。



今回も未完成RPG「のののくに」からの1曲で、
とあるサブキャラクターのテーマです。

ブルージーな曲というと、
s1#1「美しき紳士」も似たような路線ですが、
あちらが小さなおっさんキャラだったのに対して、
こちらは江戸弁を喋るおっさん幻獣キャラです。

おっさん=少し影のある気だるいブルースというイメージなのです(謎)

と言いつつ、
二人ともそこまで哀愁漂うキャラ設定でもなかったので
曲自体もそこまで気だるくはしませんでしたが。


ここで、次回予告に行く前に、
私に関係のある曲をひとつご紹介します。

s1#2「祖国を愛せ」でコラボした三島松蔵さんが、
そのお返しに
s1#3「“神”技術」をハードなEDMにアレンジしてくれました。



切れの良さは見習いたいなぁ。


では、次回予告です。



また10日後にお会いしましょう。

2014/03/15

gather pure daisies 10 s1 #5

5曲目となる今回からは、
永遠の(?)未完成RPG「のののくに」の
未発表曲をお届けします。

最初は、コミカルホラー曲「イカサマ道化」です。



序盤に攻略する、
お化け屋敷ダンジョンのBGMです。

FF6の「魔導士ケフカ」と
「ゲゲゲの鬼太郎」を合わせたような、
静かな危うさと激しい狂気をややコミカルに表現した曲です。

無音が多かったり、
半音違いで重ねた音を多用したりと、
自分としては独特な作風になっていると思います。

最後に次回予告です。



また10日後にお会いしましょう。

2014/03/09

gather pure daisies 10 s2 #0

本日3/9は「ミルクの日」と発言しましたが、
国連が制定した正式な牛乳の日「World Milk Day」は、6/1です。
http://www.nyukyou.jp/topics/worldmilkday.html

訂正とともに謹んでお詫び申し上げます。でへべろ。


さて、この間の適当な煽り文で
打ち切りを心配された方、ご安心ください。

期待された方は、残念でした(何)


今日の発表は、「犬と猫」のことです。

あぁっ、もちろんゲームサークルのことですよ。


この春リリース予定の
酪農をテーマにした新作「ラクノープリンセス」
http://inutoneko.jp/game/rakunou/rakunou_top.html

このサウンドを
わたくしGapudaが担当しました!


gather pure daisies 10 シーズン2は「dairy princess」と題して、
ラクノープリンセスのために書き下ろした新曲を
1曲ずつ配信してまいります。


どんなサウンドになっているのか気になって仕方がない
コアでニッチなファンのために、
本日はそのダイジェスト版を先行配信いたします。



シーズン2は、4/25にスタートする予定です。

それまでは、引き続きシーズン1をお楽しみください。

2014/03/05

gather pure daisies 10 s1 #4

gather pure daisies 10 s1 「rare sounds」

4曲目は優雅系ワルツ「パパは世界一の貿易商」です。
リバーブ深め。


例の幻のゲーム企画の1曲です。
たぶんこれで最後です。

これまで3曲はわりとアグレッシブで
やや男性的な曲が続いたのですが、
今回は女性キャラのテーマ曲です。


たしか、
世界一っぽい大貿易商を父に持つ
高飛車っぽい性格のご令嬢でした(曖昧)
きっと巻き髪(何)

女性キャラだというのに、
のっけから低音のクラリネットで始めてしまうあたりは
自分の悪い癖です。
素直にもっとキラポワさせればいいのに。



さて、
次回予告に進む前に告知です。


通常更新日ではありませんが、
今週末3/9(日)に重大発表をします。

ええっ?まさかの打ち切り?!(煽り)

ヒントは、「3/9はミルクの日」(強引)



それでは次回予告です。



また10日後にお会いしましょう。

2014/02/25

gather pure daisies 10 s1 #3

gather pure daisies 10 s1 「rare sounds」

3曲目は王道RPG音楽からかけ離れたエレクトロ曲
「“神”技術」です。



今回も例の幻のゲーム企画からの1曲です。

シナリオ担当の友人が非常に一筋縄にいかないキャラだったので、
そんな彼による世界観もやはり独特でした。

剣や魔法をベースとする世界に
途中から機械が登場し、
さらには高速道路まで出現するという設定だったのです。
全体像が気になるところです。

そんな、謎多き世界の中で
ひときわ謎めいた存在だった高速道路のBGMです。


イントロで低音の爆発するような音が鳴っていますが、
車のエンジンの音をイメージしたものです。

実際の車の効果音素材を使う予定でしたが、
ライセンスに疑問があって断念し
別の音を入れてみたところ、
なんとなく個性的になった気がするので
そのまま採用しました。


ちなみに、
効果音素材のライセンスは調べたところ問題がなかったので、
今後の曲には取り入れていくと思います。



それでは最後に次回予告です。



また10日後にお会いしましょう。

2014/02/15

gather pure daisies 10 s1 #2

gather pure daisies 10 s1 「rare sounds」

2曲目の今回は、
私としては非常に珍しいコラボ曲
「祖国を愛せ (feat. 三島松蔵)」です。



「美しき紳士」同様、幻のゲーム企画のために作った曲です。

そのゲーム企画のためにBGMが20~30曲ほど必要になり、
友人でありDTM師匠でもある三島松蔵さんに
一部のサンプル作成をお願いしていました。

その中にこの曲がありました。
いわゆるお城のBGMです。


松蔵さんの原曲は、FF5の「4つの心」のような
ロックテイストのオーケストラアレンジでした。

その後、私が作り込みを進めている中で
ベースギターをチューバに変更してみたところ、
非常にマッチしたため、
最終的に このようなマーチバンド曲になったのでした。


松蔵さんといえば、
rezius2という名義でSoundCloudで楽曲を発表しています。

この場を借りて、私のお気に入りをご紹介。



彼の8bitアレンジには
ロックマンミュージックへの深いリスペクトを感じます。



というわけで、第2回はこれで終了です。

最後に次回予告です。



また10日後にお会いしましょう。

2014/02/05

gather pure daisies 10 s1 #1

ホームページ開設10周年記念企画
「gather pure daisies 10」

本日2/5から10日ごとに曲をアップしていきます。

シーズンを4つに区切りそれぞれにテーマを設けて、
それぞれのシーズンに大体8曲ほどリリースする予定です。


シーズン1のテーマは「rare sounds」

ずっと温めていた曲や
お蔵入りにしていた曲たちをアップしていきます。


記念すべき1曲目は「美しき紳士」です。


これまでホームページで公開していた曲のほとんどは、
私が大学時代から友人と作ってきているRPG作品のBGMなのですが、
実はその前身となるゲーム企画が存在していました。

一部の楽曲は現在の企画に引き継がれましたが、
世界観が合わずお蔵入りになった曲が多数ありました。

そんな不遇な名曲(迷曲?)たちにも
ようやく晴れ舞台を用意することができたというわけです。
感無量です。


曲について説明しますと、
これはそのゲーム企画の男性キャラのテーマ曲でした。

たしか、
ドワーフっぽい種族の
神官っぽい職業の
おじさんっぽい年齢の紳士でした(曖昧)

自分の曲らしくない
楽しいノリが非常に気に入っていたので、
最初の曲に選びました。


そういうわけで、
第1回目はこれで終了です。

ご興味がありましたら、
是非今後もよろしくお願いします。


最後に、次回予告です。



また10日後にお会いしましょう。

2014/02/03

gather pure daisies 10 オープン!

気づいたらホームページ開設10周年。
http://www.geocities.jp/gapuda_7/

もともと
利用していた音楽投稿サイトが一時的にダウンしてしまい、
その代わりに自作曲を公開できるサイトを作ったことが
発端、だったと思います(曖昧)


ありがたいことに、自分の拙い音楽を
気に入って下さる方がいらっしゃいました。

その方々への恩に報いるために
この機会に音楽ブログを始めることにいたします。


10周年に因んで、
10日ごとに1曲発表していく予定です。
2/5から始め、できれば今年いっぱいまで
5の付く日(の前後)にアップします。

SNSの普及により、情報がどんどん流れ去っていく中で、
どうすればより多くの方に認知してもらうことが出来るのか、
という課題を解決するため、
定期的な更新を長く続けることで
認知する機会を増やそうという試みです。


媒体にはSoundCloudを選択しました。
http://soundcloud.com/

音楽に関わる方以外には耳馴染みのないサイトかもしれませんが、
投稿状態から音質が劣化することなく、
HTMLタグでブログにプレイヤーを直接埋め込めるので、
音楽ブログにはぴったりだという判断です。

気が向いたらYouTubeなど
他のサービスも利用するかもしれません。


それでは、約一年間の長期戦ではありますが
ご興味がありましたら、どうぞお付き合い下さい。